Civil Partnership(事実婚)当日のセレモニーの話
こんにちは、Lilyです。
前回の記事ではCivil Partnership(以下CP)を挙げるまでの手続きについてをお話ししました。
今回はセレモニーでかかった費用や当日の様子についてお話ししていこうと思います。
今回私たちが選んだ式場は私たちが住んでいるSouthwarkというエリアにあるRegister Officeです。
教会やホテルではないので、特別な建物というわけではなかったのですが、室内もエレガントな感じで素敵でした。
こちらの式を挙げるのに、(最低でも)2人の証人が必要となります。
今回私たちは私の友人と彼の友人に証人となってもらいました。
(快く受け入れてくれて本当にありがとう!)
さらに、当日に式を執り行ってもらう担当者も雇わなければなりませんでした。
これはレジスターオフィスの方に頼めたので、オフィスの方にお願いしました。
かかった費用は£46、これがホテルや別の式場になると£86となるようです。
この女性の方が当日担当してくれました。
前日にメールにて読み上げなければならない文言が送られてきましたが、当日はCovidの関係上省略されることになりました。
式はまず私たちの証人である友人2人がサインしたのち、私たちがCivil Partnershipを証明する証書の確認。その後、お互いにサインをし終了。という流れでした。
式自体は本当にあっという間で15分ほどでさくっと終わりました。(このあと私たちは昼からシャンパンを開けてお祝いしました)
CPの式中にもし、朗読や音楽や歌を行うことも出来るのですが、宗教的であってはいけない。というルールが面白いな、と思いました。
最初Civil Partnershipという名前を初めて聞いたときその存在自体も知らなかったのですが、現在イギリスでは結構主流のようで、イギリスの知人や友人に聞いてみると割とたくさんいて驚きました。その理由は離婚するより分かれるのが楽だから、とか宗教的な理由で教会で結婚式を挙げたくないから、外国人の彼と一緒になりたいから…などなど様々でした。
実際私も式までの一連の流れを経験して思ったのは、事務的な作業が本当に少なく心身的に楽だったこと。
最初結婚するにはどれだけの資料を揃えなければならないかを調べていたのですが、お互いイギリス人でないこともあり、一時帰国が必要なレベルで大変でした。さらに費用もかさみ、時間もすごくかかることがネックとなっていました。
(ちなみに今回CP取得にかかった費用はGiving Noticeの£35×2人+Register Officeで£46、トータル£116でした。)
まだ、私含め日本人の間での認知度は低いのですが、これからもっと主流になっていくのではないかと思います。
イギリス人や他の国の方とイギリスで国際恋愛をしている日本の方は多いと思います。私もその一人です。
しかし、外国の方と恋愛をするとどうしても立ちはだかるのがビザの壁ですよね。
このCPは直接ビザと結びつく訳ではないのですが、結婚しているのと同じだけの法的拘束力がありますので、ビザの取得などでパートナーとの関係性を証明するのにとても役立ちます。
このCPの取得は敷居がかなり低いと思うので、是非これを活用しない手はないと思います。
恋愛をしている人にとって、パートナーと少しでも長く一緒にいることは何よりの願いですよね。
もし何かその手助けになれれば幸いです。
みなさんがいつまでも愛するパートナーと一緒にいられますように。
次回はEU Settlement Schemeという私が取得したビザについてのお話しです。
【イギリスビザ】EU Settlement Schemeについて
では!
※追記
後日彼の親友からシャンパンが送られてきたので二人でまたお祝いしました。
(お祝いという口実で何度も飲みます。)
※私のYouTubeでセレモニー当日の様子のビデオを載せていますので、ご興味があればどうぞ。
その他の国際恋愛について記事
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