お湯が出なくなった話
こんにちは。
ロンドンは徐々に気温も上がってきて
梅や桜も咲き始め
少しずつ春めいてきました。
さて、そんな穏やかな春の
陽気とは裏腹に
昨日起きた我が家の悲劇をご紹介いたします。
はじまりは穏やかなとある昼間。
水道管の点検が入ると大家から通達があり、
まあ、そうですかと。
水道管の点検なら断る理由もないし
快く引き受けました。
当日、こじんまりしたお兄ちゃんがやってきて
30分から40分ほど水を出したり止めたり、
ガタゴトボイラー室で作業しておりました。
一通り終わったあと
問題はないよ。とのことだったので
ホッとし、大家にも問題無かった旨を伝え
ロンドンに住んでるんだなぁということを
改めて実感しちゃったりなんかして
満足感を得ていました。
それが、どっこい
その日の夜、シャワーを浴びるため
浴槽に立ち蛇口をひねると
あれ、お湯が、出ない、、？？
待てど暮らせど出ない。
いくら待っても出ない。。
素っ裸で茫然と立ち尽くす私。
ちなみに引かれるの覚悟で補足を付け足すと
イギリスに来てからというもの
硬水で髪が傷むのを防ぐため
2日に1ぺんほどしか髪を洗いません。
そう、今日はその2日に1ぺんのその日だったのです。（あ〜嫌な予感、、）
まだ寒い時期とはいえね、
さすがに髪テカテカしてきたし
ふんわり人間の野生の匂いもするわけで。
どうにかしてでも
髪を洗いたいわけなんです。
が、やっぱり出ない、、
彼もいろんなスイッチを押したり
ボイラー室でいろいろ試行錯誤してくれたけど
やっぱりダメ。
大家にお湯が出ないことを伝えたところ
また水道管会社のお兄ちゃんを呼んでくれた。
お兄ちゃん曰くガスの光熱費のトップアップが必要で、
ガスの管理会社の問題だということで
5分で帰っていった。
…え？
まじか。なんもしてくれないの？
いやいやちょっと待ってよ、
もう少し原因探してくれたりとか
なんか他にないん？！？！
この家住んで4ヶ月経つけど
一度もお湯が出なかったことなんてないし、
光熱費は月額で払っているし
彼が作業してその日にお湯が出ないなんて
偶然にしてはあまりにも出来過ぎでは？？
こっちの人は自分で責任を取らずに
他の企業に押し付けがちとは聞いてはいたけど
都市伝説なんかじゃなく、本当だった。
本当に何もやってくれなかった。。
とにかく夜も遅いので
少しイライラする気持ちを抑え、
また服を着て眠りにつく。
この虚しい感じ、
昔計画停電になったとき
停電の時間忘れてシャワー浴びてて同じことしたなぁ。
その時はシャワー浴びてる最中だっから
悲惨だったなぁ。
それに比べれば…なんて思ったけど
いや、
やっぱり嫌！！髪臭いの耐えられない！！
かといって水で頭洗うのも無理！
寒すぎるよ！
ということでこの日は
大人しく就寝。。
翌日、朝起きて昨日より
強く香る頭皮に嫌気が差しながら
とりあえずガス会社に連絡。
念のため彼が20ポンド分
トップアップしておいたため
電話口の管理会社は
ガスは問題無く動いていると。
え〜まじか、
どおすりゃいいのよ。。
しかも大家からの連絡で
水道管屋を呼んだ120ポンドの請求が。
え、大家さん、あなたが勝手に呼んだんじゃん。
そしてあのお兄ちゃん
居たのたったの5分よ？
しかもなんもしてないのよ？
それに対して120ポンドは
いくらなんでもぼったくりやん。
…もはや何がなんだか分からなくなってきた。
大家、水道管屋やガス会社の絡みも
どんどん面倒くさくなってくる。。
とりあえず仕事があるので
頭を洗わないことには出かけられない、、
本当さ、こうゆう時
日本だったら、、って何度も考える。
まずお湯が止まるなんてこと
お金払ってる限りあり得ないし、
仮に止まったとしても
電話一本ではい、解決ってケースでしょ？
イギリス、というか海外は
一筋縄じゃいかないんだなぁ。。と
改めて海外在住者だということを実感。
とにかく私は出勤しなくてはならず
時間は限られているのだ。
ガス会社はアウト、
大家も解決策の提示なし、
水道管屋は電話するも朝一で応答なし。
はあ、日本帰りたry…
とにかく！！！
仕事に行かなければいけないのだ！
さあ、どうする私！！
お湯が出なくなった
女の末路は次回の記事で。
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